ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が発表した同国の2012年通期の商用車販売統計によると、小型商用車(2.8~6トン未満)の販売は前年比7%増の18万8,095台に拡大した。中型トラック(6~16トン未満)も14%増の1万1,522台と前年を上回った。これに対し、大型トラック(16トン以上)は12%減の2万5,937台と振るわず、バスも2%減の5,202台にとどまった。
\AEBの商用車委員会のAndrey Chursin会長は、2012年の商用車販売の動向について、「第4四半期は予想を下回り、特に大型トラックの販売が落ち込んだ」とコメント。販売低迷の理由を説明することは難しいが、ユーロ圏の景気悪化や2012年9月1日から導入された廃棄費用が特に大型トラックでは高いことが影響した可能性がある、との見解を示している。
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