トヨタ・レーシングと独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは、今年のFIA 世界耐久選手権(WEC)参戦に向けて技術提携する。ZFはトヨタのレーシングカー「TS030・ハイブリッド」向けに高性能のクラッチを開発し、供給する。
\両社はまた、クラッチ以外の分野でも性能向上技術の研究・開発で協力する。ZFは耐久レースの分野で優れた実績をあげており、過去14年のル・マン24時間レースだけでも同社の技術を搭載した13のレーシングカーが優勝している。
\トヨタ・レーシングチームの木下美明代表は、「ZFのモータースポーツ技術は世界のトップレベルにあり、技術パートナーとして獲得できたことは非常に光栄だ」と述べ、WEC参戦に期待感を示した。
\ZFのロゴはTS030ハイブリッド車のボティに貼られるほか、レーススタッフのユニフォームにも入れるという。
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