欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2013/5/10

企業情報 - 部品メーカー

独MTU、新たなR&D試験施設を建設

この記事の要約

独産業用エンジンメーカー大手トグナムの子会社MTUフリードリヒスハーフェンは6日、独南部国境近くのフリードリヒスハーフェンにある第1工場で新たな研究開発(R&D)用試験施設の定礎式を行った。2015年までに6, […]

独産業用エンジンメーカー大手トグナムの子会社MTUフリードリヒスハーフェンは6日、独南部国境近くのフリードリヒスハーフェンにある第1工場で新たな研究開発(R&D)用試験施設の定礎式を行った。2015年までに6,000万ユーロを投資する。同試験施設では、新たに開発したエンジンの燃焼試験や制御システム、排ガス後処理システム、ガスエンジンの試験などを実施できる。従業員数は20人増やす予定。特に新型エンジンシリーズや船舶・鉄道向けのガスエンジンの開発に注力する方針を示している。

\

工事は2段階に分かれており、最初に建設する試験施設は最大出力が2,500キロワットまでのエンジンを試験できる設備3基を備える。ガスエンジンの試験に使用するガス貯蔵設備もあるという。建設費用は約4,000万ユーロ。2014年末までに完成する予定。

\

もう1つは出力が最大4,500キロワットまでのエンジン試験設備を4基導入する。回転試験装置もあるという。建設費は約2,200万ユーロ。2015年までに完成する予定。

\
企業情報 - 部品メーカー
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |