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2013/5/17

総合 – 自動車産業ニュース

JLR、「ジャガーFタイプ」の生産で英自動車産業の雇用創出に貢献

この記事の要約

印タタ・モーターズ傘下の英高級車メーカー、ジャガー・ランドローバー(JLR)は9日、バーミンガム郊外キャッスルブロムウィッチ工場から新型スポーツカー「ジャガーFタイプ」の出荷を開始したと発表した。\ ジャガーFタイプは、 […]

印タタ・モーターズ傘下の英高級車メーカー、ジャガー・ランドローバー(JLR)は9日、バーミンガム郊外キャッスルブロムウィッチ工場から新型スポーツカー「ジャガーFタイプ」の出荷を開始したと発表した。

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ジャガーFタイプは、1961年に発売された「ジャガーEタイプ」以来、50年ぶりにジャガーが送り出す2シータースポーツカーとして注目を集めている。JLRによると、ジャガーFタイプの生産に当たっては世界270社超と総額28億ポンドのサプライヤー契約を結んでおり、このうち116社、15億ポンドを英国のサプライヤーが占めているという。

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JLRは過去2年間に英国内で約9,000人の新規雇用を創出している。このうちジャガーFタイプ関連の雇用はエンジニアなど2,350人にのぼっており、今後もサプライチェーン全体で数千人規模の雇用創出効果が期待できるという。

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JLRは世界170カ国に製品を出荷しており、年間輸出額は約110億ポンドと英国最大の輸出企業のひとつ。同社によると、キャッスルブロムウィッチ工場で生産されるジャガーFタイプは、75%が国外に出荷される。

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