プレス機械世界最大手の独シューラーが14日発表した2013年3月中間決算の営業利益(EBITDAベース)は5,810万ユーロとなり、前年同期と比べ5.2%増加した。欧州債務危機による景気悪化が響いたものの、本拠地ドイツと米国の事業が好調で増益に貢献した。売上高は前年同期を若干上回る5億8,610万ユーロ、売上高利益率は0.4ポイント増の9.9%に改善した。
\新規受注は非常に好調だった前年同期の反動もあり、21%減の6億150万ユーロに落ち込んだ。3月31日の受注残は11億2,590万ユーロと1年前に比べ9,770万ユーロ減少したものの、依然として高い水準を維持している。
\地域別売上高では、ドイツが18.1%増の2億930万ユーロ、米国が21.4%増の9,650万ユーロに拡大した。一方、ドイツ以外の欧州は7.6%減の1億850万ユーロに低迷。アジアも16.9%減の1億7,070万ユーロに落ち込んだ。
\