独技術監査大手のデクラが15日発表した2012年通期決算の売上高は21億6,000万ユーロとなり、前期比で8%拡大した。すべての部門(自動車、産業、サービス)が好調に推移し、収益を押し上げた。税引き前利益は4.4%増の1億1,070万ユーロとなった。
\部門別売上高では、主力の自動車部門が11億5,900万ユーロ(4.5%増)。このうち、国内売上高は8億8,800万ユーロで、同部門全体の3分の2を占めた。国外売上高は2億8,000万ユーロだった。産業部門は6億4,200万ユーロ(16.9%増)、人材サービス部門は3億3,600万ユーロ(1.6%増)だった。
\12年の投資額(設備、企業買収、研究開発、営業力強化など)は1億6,000万ユーロに達し、過去最高を記録した。このほか、ITインフラの構築に3,000万ユーロを投資した。
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