インドの自動車部品メーカー、ミンダ・グループ傘下のウノ・ミンダはこのほど(4月29日)、独クヴァントム・カピタルからスペインの自動車用ホーン(クラクション・警笛)メーカー、クラートンホーンの発行済み株式100%を取得し、完全子会社とした。自動車用ホーン事業を強化し、国際市場に進出するための足場を固めるのが狙い。買収価格は約750万ユーロ。
\クラートンホーンは自動車用ホーンの大手で、トランペットホーン、ディスクホーン、電子ホーンなどを生産し、欧州のほとんどの主要自動車メーカーに製品を供給している。スペインのラ・カロリーナに工場がある。また、ドイツ、フランス、ブラジル、韓国に販売拠点を持つ。2012年売上高は3,800万ユーロだった。同社は独ボッシュの子会社だったが、クヴァントム・カピタルに08年に売却された。
\ウノ・ミンダはインドの自動車用ホーン市場で45%のシェアを持つ、国内最大手。
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