現代自動車 はこのほど、韓国の蔚山工場で2015年までに燃料電池車「ix35フューエルセル」を1,000台生産し、欧州の公的機関や民間企業を中心にリース販売する方針を明らかにした。独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』によると、このうち100台は米カリフォルニア州に輸出し、残りは欧州の顧客に販売する予定。同社すでに6月3日、デンマークのコペンハーゲン市に同モデル15台を納車した。欧州ではこのほか、スウェーデンやノルウェーからも受注しているという。リース期間は最大6年で、契約期間の終了後に返却しなければならない。同紙によると、走行距離2万キロメートルごとに燃料電池に使用されている2枚のフィルターを交換する必要があるほか、現代ではセルの寿命を6年と試算しているという。また、現代は2015年以降、同モデルを最大1万台生産することも計画している、と同紙は報じている。
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