独塗装設備メーカーのアイゼンマンは13日、BMWから米スパータンバーグ工場向けの塗装ラインを受注したと発表した。納入するのは電気泳動(KTL)式の塗装システム「Eスクラブ」。同システムが北米に設置されるのは今回が初めてという。
\BMWは9億米ドルを投資してスパータンバーグ工場の生産能力を大幅に引き上げる計画で、Eスクラブの発注もその一環に位置づけられる。
\アイゼンマンはEスクラブのほか、前処理設備「ヴァリオ・シャトル」、オーバーヘッドタイプのモノレールコンベヤ運搬システム、工場の排ガスを再生処理する浄化設備も納入する。新塗装ラインの設置作業は今年後半から始まり、15年にフル稼働する予定。
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