欧州連合(EU)加盟27カ国と欧州議会、欧州委員会の代表は6月24日夜、EU域内で販売される乗用車(新車)を対象とする排ガス規制について、2020年までに走行1キロメートル(km)当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を95グラムに削減する目標について合意した。
\また、走行1km当たりのCO2排出量が50グラム未満の低公害車を対象に、「スーパークレジット」と呼ばれる優遇措置を2020~2023まで適用することでも合意した。さらに、2020年以降の目標を設定することでも合意したが、具体的な数値の提示は見送った。
\このほか、排ガスの測定方法について、国連(UN)の小型車世界共通排出ガス試験法(WLTP)を採用するよう勧告している。
\今回の合意内容は今後、EU閣僚理事会と欧州議会本会議で検討される。
\