独自動車大手のダイムラーはこのほど、プラグイン・ハイブリッド車「S500 プラグイン・ハイブリッド」の概要を発表した。同モデルは9月のフランクフルト国際モーターショー（IAA）に出展し、来年から市場投入する予定。
\「S500 プラグイン・ハイブリッド」は、「Sクラス」では「S400ハイブリッド」、「S300ブルーテック・ハイブリッド」に次ぐ3機種目のハイブリッドモデル。出力80kWの電気モーターと3.0リットルのV型6気筒ターボエンジンを搭載する。走行100キロメートル当たりの燃費は3リットルと、従来モデル（S400：6.3リットル、S300：4.4リットル）に比べ大幅に改善している。走行1キロメートル当たりの二酸化炭素（CO2）排出量は69グラムに抑えている。
\電気モーター単独の走行距離は約30キロメートル。最高速度は時速250キロメートルで、時速0～100キロメートルの加速性能は5.5秒という。
\同モデルは、第2世代のハイブリッドシステムおよび回生ブレーキシステムを搭載するほか、ナビゲーションシステムを活用して坂道やカーブなどの走行環境を8キロメートル先まで予測して駆動システムを調整し、エネルギー効率を最適化することができるという。
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