英国交通省(DfT)は8月29日、低公害バスの普及を促進するための「クリーンバステクノロジーファンド」の補助金交付対象となる自治体を発表した。交付総額は500万ポンドで、合計400台の低公害バスの導入に活用される。
\クリーンバステクノロジーファンドは、大気の質が欧州連合(EU)基準に達していない自治体(グレーター・ロンドンを除く)の低公害バスの導入を支援することを目的に設立された。30を超える自治体から補助金の申請があり、ウェスト・ヨークシャー、グレーター・マンチェスター、マージーサイド、サウサンプトン、レスターなど11の自治体に補助金が交付される。
\ベーカー運輸閣外相は、「私たちが提供する資金は、最も大気汚染がひどい都市部で老朽化したバスから排出される汚染物質の除去に役立つ。これによって汚染地域の大気の質は大きく改善され、バス業界と環境技術産業の雇用と成長を促進する」と述べている。
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