仏タイヤ大手ミシュランが10月28日発表した2013年第3四半期(7~9月)の売上高は、前年同期比5.8%減の51億2,300万ユーロだった。
\売上高を部門別で見ると、乗用車・軽トラック部門が3.3%減の27億200万ユーロ、トラック部門が6.5%減の16億6,000万ユーロ、特殊部門(建機、航空機など)が11.9%減の7億6,100万ユーロだった。
\同社は、成熟市場は依然として需要が弱いものの、新興市場では需要の拡大が続いていると指摘。10%の使用総資本率(ROCE)、およびプラスのフリーキャッシュフローを計上するという2013年度の目標を改めて確認した。ただ、ユーロ高ドル安の影響で利益が当初予測よりも圧迫される可能性があるとして、利益率と費用の管理を強化する方針を示した。
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