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2013/11/8

一般・技術・その他 (旧)

フラウンホーファー、分散型生産ネットワークをデモ稼働

この記事の要約

ドイツのフラウンホーファー・オプトエレクトロニクス・システム技術画像処理研究所(IOSB)は、カールスルーエ、レムゴ(生産現場)とイルメナウ(再生可能エネルギー技術)の3拠点を通信ネットワークで結ぶ「分散型生産ネットワー […]

ドイツのフラウンホーファー・オプトエレクトロニクス・システム技術画像処理研究所(IOSB)は、カールスルーエ、レムゴ(生産現場)とイルメナウ(再生可能エネルギー技術)の3拠点を通信ネットワークで結ぶ「分散型生産ネットワーク」のパイロットプロジェクトを開始した。これは連邦政府が進める「ハイテク戦略2020」におけるスマート・インダストリープロジェクト「Industrie 4.0」の一環として行われるもので、生産、エネルギー供給と顧客(デジタル・マーケットプレイス)をシームレスにつなぐインテリジェントネットワークの実現を目指している。

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IOSBのデモネットワークでとくに重視されるのが、製品に対する顧客の要求を付加価値生産プロセスに直接組み込むことだ。つまり、機械が製品を加工するという従来の方式に代わり、顧客の求める「製品」パラメーターが機械に対して作業内容を指示するという、生産プロセス論理を逆転させる新しいコミュニケーションとなる。

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