欧州環境庁(EEA)がこのほど発表したリポートによると、2012年にEU域内で登録された乗用車の二酸化炭素(CO2)排出量は走行1キロメートルあたり平均132.2グラムで、前年比2.6%減となった。メーカー別では伊フィアットが117グラムで最も少なく、仏ルノーとプジョーがそれぞれ121グラムで続いている。一方、CO2排出量が最も多かったのは独ダイムラーの143グラムで、次いでスウェーデンのボルボが142グラムだった。
\EEAは15年までに走行1キロメートルあたりのCO2排出量を平均130グラム以下に抑えるとの規制に関連して、域内で乗用車を販売しているすべての主要メーカーが目標の達成に向けて順調に排出削減を実現しているとの見解を示している。
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