自動車大手の仏PSAプジョー・シトロエンと米ゼネラル・モーターズ(GM)は12日、共同開発プロジェクトの進捗状況を明らかにした。
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両社は、PSAのプラットフォームを使用したBセグメントのMPV(多目的車)と、CセグメントのCUV(クロスオーバーSUV)の2車種について、開発の協力を継続することを確認したほか、PSAの次世代プラットフォームを使用した新しいBセグメント軽商用車の開発で協力することを明らかにした。BセグメントのMPVはスペインのサラゴサにあるGMの工場で、CセグメントのCUVは、フランスのソショーにあるPSAの工場でそれぞれ生産されることになっている。
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PSAのバラン会長は、「今回の発表は、GMとの提携が進展を続けており、欧州におけるPSAグループの再建計画のカギとなるものであることを示している」とコメントした。
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両社の提携から期待されるシナジー効果は、2018年までに約12億米ドルに達すると推定されている。
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