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2014/1/24

企業情報 - 部品メーカー

伊ソゲフィ、中国で2工場開設

この記事の要約

伊自動車部品大手ソゲフィは16日、中国・蘇州市の呉江区に二つの工場を開設したと発表した。サスペンション部品とエンジンシステム部品を生産する。 二つの工場は呉江経済開発区内に近接して建設された。サスペンション部品工場は1万 […]

伊自動車部品大手ソゲフィは16日、中国・蘇州市の呉江区に二つの工場を開設したと発表した。サスペンション部品とエンジンシステム部品を生産する。

二つの工場は呉江経済開発区内に近接して建設された。サスペンション部品工場は1万5,000平方メートルの広さを持ち、チューブラーとスタイビライザを生産。BMW、ダイムラー、フィアット/クライスラー、フォード、PSAプジョー・シトロエンに供給する。エンジン部品工場の広さは1万1,000平方メートル。稼働当初はインテークマニホールドとウォータアウトレットを生産し、ダイムラー、上海通用汽車(SGM)/上海汽車(SAIC)、フォード、江鈴汽車(JMC)に供給する。両工場は本格稼働時で計500人を雇用し、投資額は約4,000米ドルに達する見込み。

世界最大の自動車市場である中国は2013年の新車登録台数が1,790万台と前年から15.7%増加した。ソゲフィは中国市場でサスペンション部品とエンジエンシステム部品の主要サプライヤとしての地位を確立し、17年の売上高を1億ドル超と、13年の3,000万ドルから3倍以上に伸ばすことを目標に掲げている。

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