チェコ自動車工業会のまとめによると、同国の2013年通期の自動車生産(乗用車および軽商用車)は前年比3.9%減の112万8,473台に減少した。
独フォルクスワーゲン(VW)傘下のチェコ自動車大手シュコダが前年比2.5%減の63万9,889台にとどまったほか、トヨタ自動車と仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンの合弁会社であるトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモビル・チェコ(TPCA)も約14%減の18万5,124台と大幅に減少した。現代自動車は微増(425台増)の30万3,460台を確保している。
トラックの生産は前年比49%減の767台に急減。アヴィアが世界経済の減速を理由に昨年7月末でチェコ工場の生産を停止したためで、タトラは54%増の763台に増加した。
バスの生産は前年比14%増の3,691台。大手2社の市場シェアは、イベコが86%(3,165台)、SORが13%(475台)となっている。オートバイの生産は前年比42%減の1,354台に後退した。