独化学大手のBASF は、独高級車大手BMWが昨年11月に市場投入した電気自動車「i3」向けに塗料を供給している。「i3」はキャビン(パッセンジャーコンパートメント)に炭素繊維複合材料(CFRP)を使用しており、CFRPを使用したホワイトボディの上にプラスチック部品を装着する構造となっている。BASFはこのプラスチック部品に塗るベースコート4色を供給している。なお、BMWはドイツのライプチヒ工場で「i3」を生産しており、BASFはライプチヒ工場が操業を開始した2005年からBMWのサプライヤーとして取引関係にあるという。