独鉄鋼最大手のティッセンクルップ がこのほど発表した2013年10~12月期(第4四半期)決算の営業利益は2億4,700万ユーロとなり、前年同期の6.5倍に急増した。コスト削減や為替効果のほか、米鉄鋼事業の赤字が大幅に縮小したことに支えられた。売上高は13%減の91億900万ユーロで、売上高営業利益率は前年同期の0.4%から2.7%に上昇した。最終損益は6,900万ユーロの赤字となり、赤字幅は前年同期の1,600万ユーロから膨らんだ。欧州ステンレス鋼事業の売却の際に取得したオウトクンプ株の売り戻しに伴う評価損が響いた。
2014/2/21
欧州自動車短信
ティッセンクルップ(2013年10~12月期決算)
TAG |
この記事の要約
独鉄鋼最大手のティッセンクルップ がこのほど発表した2013年10~12月期(第4四半期)決算の営業利益は2億4,700万ユーロとなり、前年同期の6.5倍に急増した。コスト削減や為替効果のほか、米鉄鋼事業の赤字が大幅に縮 […]