ボルボ・カーズはこのほど開幕したジュネーブモーターショー(一般公開:6~16日)で、次世代車載インフォテインメントシステムを初公開した。
このインフォテインメントシステムは、ダッシュボード中央にタブレット端末のようなタッチパネルディスプレイを配置。スイッチやボタンがないすっきりとしたダッシュボードのデザインを実現した。ナビゲーション、オーディオ、エアコンなどの機能はすべてディスプレイに集約されており、ハンドルにあるスイッチや音声による操作も可能。
ボルボ・カーズのインゲンラート上級副社長(デザイン担当)は、「操作と情報を完全に直感的でユーザーにやさしい形でオーガナイズするというのが基本的な考えだ。すべてのものがあるべき所にあることで、運転はより楽しく、効率的で安全になる」と語っている。この次世代インフォテインメントシステムは、今年後半に発売される新型「XC90」に搭載される予定だ。