仏自動車大手のPSAプジョー・シトロエン は4月1日、フランスのミュルーズ工場でプジョーのクロスオーバーSUV「2008」を増産することで労働組合と合意したと発表した。同モデルの販売好調を受けた措置。夜間シフトを導入することで1日あたりの生産を860台に引き上げる。増産に必要な人員は社内で確保するという。具体的には、同工場におけるシトロエンの「C4」および「DS4」の生産ライン1のシフトを7月21日から半減し、プジョー「2008」の増産に充てる。「2008」は2013年春の発売から受注台数の累計が12万台を超える人気モデルとなっている。