仏自動車部品大手プラスチック・オムニウム（PO）が7月24日発表した2014年上期（1～6月）決算は、営業利益が前年同期比15％増の2億1,870万ユーロ、純利益が12％増の1億800万ユーロにそれぞれ拡大した。
売上高は前年同期比3.8％増の26億6,560万ユーロ。このうち中核の自動車部門が24億5,000万ユーロを占めた。売上高を国・地域別で見ると、本国フランスが前年同期比9.3％減の3億4,120万ユーロ、フランスを除く西欧が20.5％増の8億2,330万ユーロ、東欧が1.6％増の2億7,020万ユーロ、北米が0.5％増の7億560万ユーロ、アジアが3.1％増の4億1,570万ユーロ、南米及びアフリカが20.5％減の1億960万ユーロだった。
POはフォルシア、ヴァレオに次ぐ仏3位の自動車部品メーカーで、フロントエンドモジュール、リヤエンドモジュール、フェンダー、ボディパネルや燃料システムの生産を手がける。世界に110の生産拠点を展開し、従業員2万2,000人を擁する。
