中国の自動二輪・自動車メーカーの力帆実業（集団）はロシアのカルーガに新工場を建設する。シンガポール子会社の力帆国際（貿易）有限公司（Lifan International（Trading）Pte. Ltd.）を通して1億5,000万ドルを投資する計画で、同子会社と現地の自治体が19日、覚書に署名した。中国通信社（CNS）など複数のメディアが報じた。
メディア報道によると、力帆実業（集団）はすでにアジア、アフリカ、南アメリカ、欧州市場で事業を展開しており、国外生産もイラン、イラク、エチオピア、ウルグアイ、ロシアで開始している。ロシアでは、同国の民間自動車メーカーであるダーウェイズ（Derways）と提携し、北コーカサスのカラチャイ=チュルケス共和国の工場で力帆のモデルを現地生産している。
