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2014/8/29

企業情報 - 部品メーカー

J・コントロールズ、収納ニーズに関するアンケート実施

この記事の要約

米自動車部品大手のジョンソン・コントロールズはこのほど、米国、中国、欧州のドライバー約2,000人を対象に車内に持ち込んでいる物についてアンケートを実施した。車の説明書やスマートフォンなど長期的及び一時的に車内に保管して […]

米自動車部品大手のジョンソン・コントロールズはこのほど、米国、中国、欧州のドライバー約2,000人を対象に車内に持ち込んでいる物についてアンケートを実施した。車の説明書やスマートフォンなど長期的及び一時的に車内に保管している物について質問するとともに、優先順位や頻度、満足度、ニーズなどについても訪ねた。アンケート結果は今後の内装デザインの開発に役立てる。

同調査で1位になったのはサングラスで、取りやすい場所にしっかりと収納できることを重視する声が多かった。2位はスマートフォンで、走行中の接続の良さよりも安全に収納できることを重視する傾向が見られた。これに対し、3位のGPS機器では、走行中の接続の良さを重視する意見が多かった。このほか、旅行ガイドブックや傘など、時々しか使用しない物はドアの収納スペースに置くドライバーが多いことも分かった。

サングラスやスマートフォンなどはいずれの地域でも上位に入った一方、特定の地域でしか持ち込まれない物もあったという。具体的には、米国ではガレージを開閉するためのリモコン、欧州ではサングラスケース、中国では非常時に窓を割って脱出するための緊急脱出ハンマーがトップ10に入ったという。

また、高級車ではスマートフォンや電子機器など特定の物に対応した収納スペースを重視する傾向が見られるなど、車種別でもドライバーの収納ニーズに違いが見られたと報告している。

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