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2015/3/13

総合 – 自動車産業ニュース

ロシア新車販売の低迷続く、2月は37.9%減

この記事の要約

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が10日発表した2015年2月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売は12万8,298台となり、前年同月に比べ37.9%減少した。1月も24.4%減と大幅に落ち込んでおり、1~2月累計は前 […]

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が10日発表した2015年2月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売は12万8,298台となり、前年同月に比べ37.9%減少した。1月も24.4%減と大幅に落ち込んでおり、1~2月累計は前年同期比32.1%減の24万3,826台となった。AEB自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は、「市場は今、極めて厳しい局面に入っており、2月は始まりに過ぎない」とコメントし、市場の底はまだ見えていない、との厳しい見方を示している。

2月のメーカー・ブランド別の販売台数は、国内自動車最大手アフトワズのラーダが前年同月比23%減の2万3,639台になるなど、ほとんどが大幅な2ケタ減となっている。上位20社では唯一、メルセデスベンツ(18%増)とBMW(6%増)がプラスを確保した。

日本勢も、日産が45%減、トヨタが40%減、三菱自が51%減、マツダが39%減と前年同月を大幅に下回っている。ダットサンは2014年9月からロシア市場で販売を開始したため、前年同月比の数値は出ていない。

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