トルコ自動車販売協会(ODD)が2日発表した国内新車販売(乗用車および小型商用車)統計によると、2015年9月の販売は6万4,025台となり、前年同月に比べ3.77%減少した。内訳は、乗用車が4.41%減の4万7,088台、小型商用車も1.92%減の1万6,937台に減少した。
1~9月の累計では、乗用車と小型商用車の合計が前年同期比40.02%増の66万2,988台と、前年実績を大幅に上回っている。乗用車のみでは36.57%増の50万905台、小型商用車は51.86%増の16万2,083台だった。
1~9月の乗用車販売のうち、電気自動車は82台にとどまっている。ディーゼル車は全体の61.58%、オートマチック車は48.81%を占めた。
■ 自動車生産、9月は前年並み・1~9月は17%増
トルコ自動車工業会(OSD)によると、同国の9月の自動車生産(バス、トラックも含む)は前年からほぼ横ばいの11万6,535台(2014年9月:11万6,281台)だった。1~9月の累計は前年同期比17%増の97万3,842台となっている。
乗用車に限定すると、9月の生産台数は前年同月比8%減の6万6,572台、1~9月の累計は前年同期比7%増の56万6,224台だった。