独自動車大手のダイムラーは12月22日、ドイツのフュルト市の公共近距離交通管理会社インフラ・フュルト・フェアケアに低床式バス「シタロLE」7台を納車した。今回納車した7台はいずれも乗降車用ドアの上部にエアカーテン装置を装備している。
エアカーテンは、乗降車時にドアから外気が車内に流入することを防止し、冷暖房の効いた車内の温度を快適に保つことができる。また、雨や雪などの悪天候で床面が濡れて滑りやすい日には、乗降車口の付近に暖かい空気を送風することで床面を乾燥させて安全を確保することもできる。ドアの曇りを防止し、運転手の視界を良くする効果もある。