独アウディのハンガリー子会社、エンジン生産が200万基超に

独高級車大手アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリア・モーターは13日、2015年のエンジン生産が202万2,520基となり、通年の生産で初めて200万基を超えたと発表した(2014年:197万3,734基)。自動車生産も16万206台(前年:13万5,232台)と過去最高を更新した。従業員数は1万1,411人(同:1万1,274人)に増えた(12月末時点)。

アウディ・フンガリアは同国西部のジュール工場で現在は、ガソリンエンジン6機種、ディーゼルエンジン3機種を生産している。202のバリエーションがあり、出力は63kW(86PS)~449kW(610PS)の幅がある。エンジン生産に携わる従業員は約6,000人で、1日あたり8,800基以上を生産している。同工場のエンジンは世界のフォルクスワーゲン(VW)グループの32拠点に出荷している。

自動車部門では現在、4,000人超の従業員で「TTクーペ」「TTロードスター」「A3セダン」「A3カブリオレ」の4モデルを生産している。

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