独自動車大手BMWのイアン・ロバートソン取締役(販売・マーケティング担当)は11日に開幕した米デトロイトモーターショーで新型「M2クーペ」を発表した。BMW Mモデルの販売は好調で、2015年通期では前年比約65%増の3万5,000台を販売した。米国はMモデルの最大市場となっている。
ロバートソン取締役は、BMWが今年、創業100年を迎えるにあたり、同社の歴史を振り返り、ブランド・コンセプトである「 駆け抜ける喜び(Freude am Fahren)」および「究極のドライビングマシーン(The Ultimate Driving Machine)」の大部分は、(1960~70年代の)「02シリーズ」や「3.0 CSL」を通して得たスポーツ性の評価に基づいている、と説明した。
今後もグローバル市場でバランスのとれた販売(地域的にバランスのとれた販売)を目指す方針であり、革新的な技術、軽量化、コネクティビティ(接続性)に投資していく意向を示した。また、今後も引き続き、イノベーションと技術に基づいた「 駆け抜ける喜び(Freude am Fahren)」および「究極のドライビングマシーン(The Ultimate Driving Machine)」に注力していく意向を強調した。
BMWは2016年3月7日に創業100年を祝う催しを正式に開始する計画。その後、各主要市場でイベントを予定している。