独自動車大手のダイムラーは21日、安全システムの戦略提携プラットフォーム「i‐protect」を発足した。産業界の提携企業や学術研究機関との協力を強化し、安全システムの開発・実用化を加速させる。ダイムラーは今後数年間で「i‐protect」に約500万ユーロを投資する。
「i‐protect」には、独自動車部品大手ロバート・ボッシュ、シュツットガルト大学、フライブルク大学、ドレスデン工科大学、グラーツ工科大学、シュツットガルト病院のほか、フラウンホーファー研究所から、材料メカニズム研究所(IWM)とエルンストマッハ・フライブルク研究所(EMI)が参加している。
ダイムラーは1月18日、自動運転技術の戦略提携プラットフォーム「a-drive」を発足した。「a-drive」においても産学の連携を強化し、研究成果の実用化を加速させることを目指している。