シュコダ自の世界出荷台数、1月は5.2%増加

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は9日、2016年1月の世界出荷台数が前年同月比5.2%増の9万1,600台に拡大したと発表した。1月単月では過去最高となる。西欧、中国市場で販売が伸びたほか、モデル別では「ファビア」、「イエティ」、「スペルブ」の販売が2ケタ増と好調だった。

地域別では、西欧市場で前年同月比10.4%増の3万2,900台を出荷した。このうち同社にとって2番目の市場であるドイツでは1万500台(4.7%増)を出荷した。

中東欧も5.7%増の1万4,200台に伸びており、母国チェコでは2.1%増の6,400台を出荷した。同地域では、ポーランド(4,800台、9.1%増)、スロバキア(1,400台、22.8%増)、スロベニア(500台、9.4%増)が好調だった。

ロシアは30.6%減の3,600台と大幅に落ち込んでいる。ロシアを除く東欧も10.5%減の2,000台に低迷した。

同社にとって最大市場の中国は8.8%増の3万1,300台に拡大した。このほか、イスラエルが34.4%増の3,200台と大幅な2ケタ増となった。

モデル別では、「ファビア」が前年同月比25.8%増1万4,500台、「スペルブ」が62.3%増の9,900台、「イエティ」は29.4%増の8,800台だった。

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