ロシア商用車大手のGAZグループは3月2~4日に同国西部のロストフ・ナ・ドヌで開催された専門展示会「Interagromash」で、ヤロスラヴリにあるGAZグループのエンジン工場(YaMP)が同国農機大手ロストセルマシュの収穫機「ノヴァ」向けに開発したディーゼルエンジンのプロトタイプ「YMZ‐53405」を出展した。
同エンジンの最大出力は180hp、最大トルクは670Nm。農機向けに「YMZ‐530」シリーズの直列エンジンを全面的に刷新する取り組みの一環として開発した。同プロジェクトでは、ロストセルマシュの収穫機や芝刈り機シリーズの次世代モデル向けなどに、「YMZ‐530」シリーズの4気筒および6気筒エンジン(出力150~330hp)の開発に取り組んでいる。