Daimler

独自動車大手のダイムラー は、米配車サービスのウーバーからの大型受注について交渉を進めているもようだ。3 月18日発行の独『マネージャーマガジン』誌が報じた。同誌が両社筋から得た情報によると、ウーバーは長期的に6桁の台数のメルセデスベンツ「Sクラス」をダイムラーから購入する計画であり、ディーター・ツェッチェ社長とウーバーのトラヴィス・カラニック最高経営責任者(CEO)は同件について合意しているという。ただ、ウーバーは自動運転車の購入を希望しており、そのようなモデルは市場投入が2020年以降になると見られている。同誌は、例えばダイムラーが「Sクラス」10万台を受注した場合、取引規模は約100億ユーロになると試算している。ダイムラーは同報道に対し、新しいモビリティーモデルでは様々なパートナーと協力する可能性がある、とコメントするにとどめている。

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