独自動車部品大手のシェフラーは18日、ハンガリー子会社FAGマジャロルサーグ・イパリが同国東部のデブレツェン工場に新しい生産棟を建設すると発表した。今夏の終わり頃に定礎式を行い、2017年下半期に出荷を開始する予定。
拡張工事は、欧州の自動車産業における転がり軸受の需要拡大に対応するための措置。投資は約8,000万ユーロ。新しい生産棟の建設により、デブレツェン工場の生産規模は約50%拡大する。従業員数は数年以内に約500人増える見通し。
デブレツェン工場の従業員数は現在約1,400人。主に自動車用の転がり軸受を生産している。欧州地域向けには直径120ミリメートル以下の軸受を生産している。