マグナ、独テレモーティブを買収

カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは4月25日、自動車エレクトロニクス分野のエンジニアリングサービス会社であるドイツのテレモーティブ(Telemotive AG)を買収すると発表した。自動車技術のデジタル化が進む中、テレモーティブの買収により、電子システム関連の技術力を強化する。買収手続きは、当局の認可を経て、2016年第2四半期に完了する見通し。

テレモーティブ(従業員数:約550人)はドイツに5カ所の拠点を持つ。マグナは同社を買収後、自動車エンジニアリング・受託生産部門であるマグナ・シュタイヤー(オーストリア)に統合する。

マグナ・シュタイヤーは、テレモーティブの統合により、自動車のコネクティビティ(接続性)、ヒューマンマシンインターフェース(HMI)、インフォテイメント分野のエンジニアリングサービスの幅をさらに広げることができる。