独自動車大手のダイムラーは4月28日、ドイツのハンブルク工場に5億ユーロを投資する計画を発表した。同工場をハイテク拠点とし、生産品目に電気駆動車(エレクトロモビリティ)関連部品を加えることで労使合意した。
また、今回の労使協議では、ハンブルク工場で引き続き、車軸、車軸部品、軽量構造部品、ステアリング・コラム、排ガス処理装置の関連部品を生産するほか、車軸および車軸部品の生産能力の増強や、第3世代のステアリング・コラムも生産することでも合意した。軽量構造部品であるメルセデスベンツ「Cクラス」および「Eクラス」向けのコックピット・クロスメンバーも引き続きハンブルク工場で生産する。
同工場には現在、従業員約2,500人が勤務している。