独自動車部品大手ボッシュは5月2日、スウェーデンのルンドにコネクテッドソリューションの新しい開発拠点を開設したと発表した。すでに開発者50人が新しいソフトウエアやハードウエアの開発に取り組んでいる。
新しい開発センターでは、コネクテッドカー、自動車の安全システム、自動二輪関連のソフトおよびハードウエアに加え、エネルギーや建物などあらゆるものをネットワークでつなぐモノのインターネット(IoT)も研究対象とする。自動車分野にとどまらず、様々な分野に視野を広げることで新しいインスピレーションを得ることができると見込んでいる。
ルンドはマルメから約20キロメートルの距離にある。スウェーデンは情報・通信技術の分野に強く、ソフトウエア・IT分野で優れた人材を確保しやすい利点がある。