カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナル傘下のマグナ・シュタイヤー (オーストリア)が独高級車大手のBMWとトヨタが共同開発したスポーツカーを受託生産する可能性が出てきた。オーストリアの『クライネ・ツァイトゥング』紙(5月10日付、電子版)によると、マグナ・シュタイヤーは2018年からグラーツ工場で両社のスポーツカーの生産を開始する予定。
同紙によると、トヨタのスポーツカーは「スープラ」で、BMW「Z4」の後継モデルと共通のプラットフォームを採用している。両モデルはプラットフォーム以外にも様々な技術を共有するが、デザインとエンジンは各社で異なるという。マグナ・シュタイヤーのグラーツ工場では、BMW「Z4」の新モデルから生産を始め、数カ月後にトヨタ「スープラ」の生産を開始する予定という。
マグナ、トヨタ、BMWの3社とも今回の報道についてコメントを控えている。