ボルボ・カーズ、新型40シリーズのコンセプトカー発表

スウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーズは18日、新型「40シリーズ」のコンセプトカー「Volvo Concept 40.1」と「Volvo Concept 40.2」の2モデルを発表した。コンセプトカーの発表とともに、斬新なデザインの外装・内装を採用した車両に最新のコネクティビティ技術と電気駆動システム、自動運転技術を組み合わせ、世界の高級小型車市場で事業を拡大していく方針を明らかにした。

両コンセプトカーは、小型モデル向けの新型プラットフォーム「コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)」を使用した最初のモデルとなる。CMAを採用した新型「40シリーズ」は2017年にも生産を開始する予定。

ボルボ・カーズは、2025年までに電気駆動車を累計で100万台販売する目標を掲げている。「60シリーズ」や「90シリーズ」に採用している現行のプラットフォーム「スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)」をベースとする純粋な電気自動車を2019年までに発売する予定。小型車からも純粋な電気自動車と「ツイン・エンジン」と呼ぶ内燃エンジンを組み合わせたプラグインハイブリッド車を発売する計画。

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