ダイムラー、独ガッゲナウ工場に総合物流センター建設

独自動車大手のダイムラーは6日、ドイツ南部のガッゲナウ工場とラシュタット工場に部材を供給するプラント総合物流センター(PCC)を建設すると発表した。8月に着工し、2017年半ばに完工・開設する予定。PCCの建設により約100人の新規雇用が創出される。

PCCは、ガッゲナウ工場から17キロメートル、ラシュタット工場から11キロメートルの距離にあるエッティッヒハイムに建設する。PCCの建設により、物流の効率や柔軟性が向上し、工場では生産スペースを拡大する余地を確保できる。

PCCの敷地面積は6万6,000平方メートルで、物流・サービス業務用スペースは約3万5,000平方メートル。ガッゲナウ工場では変速機などを生産しており、現在は約6,450人が勤務している。