ドイツ連邦陸運局(KBA)よると、新車登録から30日以内に登録を取り消した乗用車(新古車)は、2015年に12万9,143台となり、前年に比べ16.4%増加した。これは2006年以降で最も高い水準となる。
2015年の新車登録全体に占める新古車の割合は4.0%だった。
新車登録から1日以内に登録を抹消した車両は全体の17.1%、8日以内に登録を抹消した車両は全体の約84%を占めた。
ブランド別では、スマート(0.4%)、アウディ(0.5%)、MINI(0.5%)、BMW(0.6%)、オペル(0.7%)などで新古車の割合が低く、全体にドイツ車では新古車の割合が低かった。
これに対し、輸入車では新古車の割合が比較的高く、新車登録が1,000台以上のブランドでは、ホンダ(35.6%)、ジープ(29.7%)、アルファロメオ(28.5%)などで新古車の割合が高かった。