独自動車部品大手のエルリングクリンガーは6月14日、経営難に陥っていた同国の金型メーカー、マイヤー・フォルメンバウを買収したと発表した。2016年6月1日付けで今後の事業継続に必要な資産をすべて取得している。
エルリングクリンガーは2011年に金型メーカーのフンメル・フォルメンを買収しており、マイヤー・フォルメンバウの買収によりさらに金型事業を強化する。
マイヤー・フォルメンバウは射出成形金型の製造・修理を得意とする金型メーカーで、本社をドイツ南部のビッシンゲン/テックに置く。従業員数は42人、2015年の売上高は600万ユーロだった。