Hitachi Automotive Systems

日立オートモーティブシステムズ(東京都千代田区)は6月24日、同社がブラジル市場向けに開発した高圧燃料ポンプが独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)に採用されたと発表した。VWがブラジルで生産する車両に搭載される。ブラジルではサトウキビやトウモロコシなどを原料とするバイオエタノール燃料の生産が盛んで、ガソリンやエタノールなどの混合燃料を使うフレックス燃料車が同国の自動車販売の約90%を占めている。日立オートモーティブシステムズはこのような事業に配慮し、エタノールの特性に配慮した製品開発に取り組み、25メガパスカルの高燃圧と、100%エタノール燃料(E100)に対応可能な高圧燃料ポンプを開発した。

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