独エドシャ、メキシコ工場を着工

スペイン自動車部品大手のゲスタンプはこのほど、自動車ドアのヒンジ(蝶番)などを製造する傘下の独エドシャがメキシコのサン・ルイス・ポトシに建設する新工場の定礎式を行ったと発表した。エドシャにとって初のメキシコ工場となり、ゲスタンプ・グループにとっては同国で6カ所目の工場となる。新工場は今年12月に生産を開始する予定。世界の自動車大手向けにさまざまな製品を生産する。

新工場では当初、ドアヒンジ、ドアチェック(開いたドアを自動的に静かに閉じるための装置)、リフトゲートヒンジ、フードヒンジ(エンジンフード(ボンネット)の開閉用の蝶番)を生産する。将来は後部ドアとリフトゲートの自動開閉システムも生産する計画。

工場の面積は当初、約3,800平方メートルで、2016年末時点の従業員数は約60人を見込んでいる。将来は工場面積が1万平方メートルに拡大し、従業員数も数年以内に約300人となる予定。

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