ZF、フランスのレーダー工場を増強

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは13日、フランス西部のブルターニュ半島西端にあるブレストにあるレーダー工場を増強すると発表した。約290万ユーロを投資して、次世代レーダーを開発するための新しい設備や工具、部品などを導入・調達するほか、倉庫面積を500平方メートル拡張する。

レーダーは自動運転システムの重要な部品であり、今後さらに需要は拡大する見通し。ブレスト工場では1999年からレーダーシステムを生産しており、現在は5世代目となるAC1000シリーズを生産している。

ブレスト工場の現在の面積は2,200平方メートルで、生産規模は年約30万ユニット。ZFは同工場の生産規模が2020年までに年100万ユニットに拡大すると見込んでいる。

上部へスクロール