現代モービス、ベルギーに物流ハブを開設

韓国自動車部品大手の現代モービスは20日、ベルギー北部に物流センターを建設したと発表した。欧州諸国へのハブ拠点とする。欧州市場では韓国自動車大手の現代自動車と起亜自動車の保有台数が増え、アフターサービス用部品の需要が高まっている。同拠点の設置により、部品の配送時間を最大2日短縮できるうえ、輸送コストも節減できる。韓国の英字新聞『Korea Herald』(電子版)が報じた。

物流センターの面積は約5万6,000平方メートル。同拠点から英国、ドイツ、スペイン、イタリア、スウェーデン、ハンガリーの地域物流センターに部品を発送する。また、物流システムを見直し、需要の低い部品はハブ拠点に留めておき、出荷サイクルの早い部品をより多く各地域の拠点で保管できるようにする。

『Korea Herald』紙によると、現代自動車と起亜自動車の欧州市場における保有台数は2015年に約860万台となり、この10年間で2倍に増加した。

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