ドイツの購入補助金、利用は低調

ドイツ政府が自動車メーカーと共同で実施している電気駆動車(エレクトロモビリティ)の購入補助金は申込件数があまり伸びていないもようだ。ドイツ連邦経済・輸出管理庁(BAFA)によると、7月2日の受付開始から3週間の申請件数は1,234件にとどまっているという。7月23日付の独『ビルト』紙が報じた。連邦政府は助成金として6億ユーロ(少なくとも30万台分)の予算を確保している。この助成プログラムは、ゼロエミッション車である純粋な電気自動車(BEV)と燃料電池車(FCEV)に4,000ユーロ、プラグインハイブリッド車(PHEV)に3,000ユーロを助成するもので、財源は連邦政府と同プログラムに参加する自動車メーカーが折半で負担する。

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