トヨタ、サンクトペテルブルク工場で「RAV4」の生産開始

トヨタ自動車は8月22日、ロシアのサンクトペテルブルク工場でコンパクトSUV「RAV4(ラヴフォー)」の生産を開始した。同工場で生産した車両は、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンで販売する。

サンクトペテルブルク工場では、「RAV4」の生産開始に向けて2015年末に工場の生産能力を年5万台から2倍の年10万台に拡大した。同措置への投資は97億ルーブルに上る。従業員の採用も開始しており、約800人を増員する予定。

サンクトペテルブルク工場は現在、「カムリ」を生産しており、同工場では2機種目の生産モデルとなる。トヨタは2002年に「RAV4」をロシア市場で発売。同国での販売好調を受けて、2013年にサンクトペテルブルク工場での現地生産を決定した。

(1RUB=1.55JPY)

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