独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車はこのほど、部品の物流業務にスマートグローブ「プログローブ(ProGlove)」を試験導入した。長期の試験導入の結果、作業のスピードや効率が向上し、間違いを減らす効果があったとしている。
このグローブは、甲の部分にスキャナーが付いており、作業の自然な動きをしながら部品に関するデータを把握することができる。その後、人差し指の確認ボタンを押すと、手にした部品や作業手順が正しいかを振動や音声シグナルで作業員に知らせる仕組み。
シュコダの物流事業には現在、3,000人以上が従事している。